天気が今ひとつだと介護する気持ちも今ひとつになる

午前中ひさびさにお風呂に入る

起床5時45分。シャワー、身支度して、自室のカーテンを開ける。くもり空の雨模様。

カゾクの部屋をノックして、様子をうかがう。

電動ベッドの背を上げて、座った姿勢。骨折してから初めて座った姿勢をみる。

聞けば、6時にオキノーム(オピオイド)を1包飲んだ、と。

「脚の筋肉が突然落ちたのは、ステロイドの副作用と動かないためだと思っていたけれど、違うと認識した。癌の全身病たる所以。それがわかって、今はターミナルに行くか、少しは回復するかの分かれ道。希望は捨てないので、まずは食べ物で体力をつけて、その後筋肉もつけていこうと思う」

おもむろに言い出すカゾク。

「わかった。痛みはだいぶなくなったようなので、今は下痢を治すために、食事に気をつけながら進めましょう」と、私。

カゾク「11時にお風呂に入るので、準備よろしく」

尿瓶、ストーマ排泄物袋、処理する。ほんの少しずつだが水様便がよくなった、とのこと。

カゾクの朝食は、チキンスープにお粥ご飯を入れたリゾット風、野菜と鶏胸肉、とき卵入り。ドイツパン小さい一切れ、りんご、ほうじ茶。

食後服薬→ボルタレン、カルボシステイン、ベタメタゾン(リンデロン)、アムロジピン、タケキャブ。

私の朝食は、先日より作っておいた野菜とポークのスープにカレー粉を入れてご飯と。にんじんサラダ。サプリはビタミンACE。

お風呂に入る30分前に、カゾクはオピオイドを飲む。

カゾクがお風呂に入っている間に、ベッドメイクをするためシーツ、枕カバー、クッションカバー、防水シーツを準備する。

お風呂あがりの、下着、パジャマ、トレーナー、靴下を準備。

スリッパを履けないので、使っていない細長いカーペットを2枚、お風呂までの廊下に敷いておく。

1人で行き、入る、と言う。転倒しないよう、横目で見る。

お風呂場に入った瞬間から急ぎベッドメイク。

お風呂から出た気配する。呼ばれる。背中拭く。下着履かせる。

「思ったように動けないことがわかった。常に転びそうで、まだ風呂は早かった」とのこと。

ベッドまでなんとか歩き、そっと座り「しばらく休む」と言う。

指示する位置に着替えを置き、シーツなどの洗濯物を部屋から出す。

自室に行き、先日不備があった傷病手当金申請書類をダウンロードする。

カゾクからの呼び出しチャイム。

「パジャマをじかに着るのはやめて、下にTシャツを着る。黄色いTシャツとその横にある2枚を持ってきて」

2階に行き探して、持っていく。

「黄色いのを着る。他の2枚は思ってたのと違うから戻して」

2階に行き、戻す。

「あとは自分でゆっくりやるから」

自室に戻り、ダウンロードした書類をプリントしたり、税理士に提出する社会保険料の領収書をカゾクの部屋で探す。バラバラにしまっているので、時間がかかる。

ネコとイヌにお薬。

カゾクの薬を明日から1週間分、曜日別に分け、服薬用ケースにセットする。

呼び出しチャイム。

「お昼ごはん食べるよ」

カゾクのお昼ごはんは、コーヒーゼリー半分、プリン、リンゴジュース。簡単。

カルボシステイン、リンデロン服薬。

午前、終了。

午後はウトウトしてしまう

お昼ごはんを片づけようとすると、今後食べたいもの、飲みたいもの、買ってきてほしいものをカゾクがあれこれ話しだす。メモする。

自室の掃除機をしばらくかけていないので、かける。ネコが「自分にもかけてね」と、いつものように寄ってきて寝転ぶので、背中にちょっとだけ掃除機をかけてあげる。

一昨日洗濯した自分の洗濯物を、たたむ。ため込んで大量です。

数日前にきた手紙を開封、先週の通院領収証と明細書をファイリング、メールチェック、それが済んでホッとしていたら、いつのまにかこたつでウトウトしていた。

何時間寝ちゃった? とあせって時計を見たら、10分間だった。

4時に近いので、階下に降りてカゾクの様子をみる。スマホ中。

お風呂を掃除する。

夕食の支度を始める。

本日のカゾクの夕食は、トマト、鶏胸肉、にんじん、卵を入れたリゾット風お粥に少しチーズをかける。希望どおり、トマトとチーズを入れる。リンゴジュース。朝食の残りを改造したから、簡単。

カルボシステイン、ボルタレン服用。

私の夕食は、鯵の干物、島らっきょう、ガーリック風味のソーセージ、エビスビール。キャベジン、イベルメクチン60mg 飲む。

目の前に次々やってくるマルチタスクを淡々とこなし、ふり返らずに暮らしているが、きょうとても疲れたので、ちょっとふり返ってみた。

この1週間、ゆっくり座って休んだ時間は、たぶん合計で2時間ほど。通院で待ちながら座っているのは、数えずに。

そうか、そうか。

などと考えていたら、呼び出し。

明日でもぜんぜんいいことだった。いい顔できなかった。

ドアをそうっと閉めて、深呼吸したけれど、おさまらなかった。

階段を上がる時は一段一段‥ガンガン音をたててあがった。

でも、夜は遅くとも10時に眠っている。

きっと、明日は晴れるしね。

夜の雨音を聞きながら my own Castle (私だけの城) の扉を開ける。

みなさまきょうもカゾクのカイゴおつかれさまです。

いつかきっと。

いまよりいいことたくさんあります。