土曜日の病院は大混雑 待ちに待って主治医と話せた

午前中病院、すぐに帰るはずが‥

起床6時、寝坊した。シャワー、身支度、カゾクの様子見。痛みは相変わらずだが、お腹の調子がほんの少しよくなったよう。しかし骨折の痛みは変わらないそう。さらに胸椎あたりがさらに痛いと言う。咳、痰はあいかわらず。

尿瓶洗浄、ストーマ排出袋処理、部屋の換気‥などをしていると。

明治のメイバランスを食事代わりに飲んだから、カロナールとカルボシステインを今すぐ飲む、という。カロナールはいいけれどカルボシステインは頓服ではないので、朝食後にしたほうがいいと伝える。そんなはずはない、と言うが、伝える。

カロナールだけ服薬。お粥の朝食もすぐほしい、とのこと。

カゾクの朝食は、とき卵いりお粥、野菜スープ(中身なし)、りんご。

私の朝食は、ご飯、大根のぬか漬け、野菜スープ(身あり)、昨夜の残りのなすの挽肉はさみフライ、焼きたらこ。

きょうは、4ヶ月に1度受給してきた傷病手当金の3回目を申請する時期なので、書類を提出しに病院に行く。

ついでに言うと、土曜日は主治医が週に一度外来を担当している日。

年末の骨折、さらに抗がん剤の副作用が強くでたことで体調が一気によくないため、可能なら主治医に話を聞きたいと思い、急ぎ支度をしてでかける。

カゾクのお昼ご飯に帰れないかもしれない、と、本人希望のお昼代わりのゼリーとプリンをベッドわきに置いていく。

たぶん間に合わないと思い、お稽古を休む断りをグループLINEに送る。

先輩が速攻返信くださり、注文していたDVDのお立替をしてくれるそう。ありがたい。インストラクターからお気遣いのお返事、ありがとうございます。

しばらく連絡できていなかったアネからもLINE。具合はどう? と聞いてくれている。

帰りのことを考え、いつもより一駅先の駅まで行き、自転車を駅前駐輪場に入れる。

行きの電車でアネにだいたいの様子をLINEする。後で電話する、と返信あり。

土曜日の病院は混んでいる。まず、書類提出。‥!!!!! 不備ありで提出できず。前回も同じミスをしたことを思いだす。学習しろ、自分。仕方ない、来週来よう。

気を取り直してから外科に行き、当日診療の受付を済ませる。

いつもの看護師さんが来て、主治医への質問事項など詳細を聴いてくれる。メモしながら。小さな綺麗な字でたくさんメ書いて、ちゃんと聴いてくれる。

「きょうは新患の方が思いのほかたくさん来ていて、すごく待ちますけれどすみません」と言う。

「お忙しいのに、予約もなく急に来て申し訳ありません」と縮こまって恐縮する。

もちろん順番は最後。

きょうを境に行く道が変わるのかもしれない

主治医と話す。

  • ケアマネの勧めで訪問看護と訪問診療を頼みたいが可能でしょうか
  • 圧迫骨折した腰椎の痛みはほぼ変わらず痛いうえ胸椎まで痛くなっているらしいが
  • 次回の抗がん剤も休みたいし今後も無理そうとカゾクは言っているが
  • 痰を切る薬が効かないので咳の薬を追加してほしい
  • 脚の筋肉がことごとく落ちてしまい力が全く入らないが何かしらの治療で少しは戻るでしょうか
  • 次回の受診予約には本人は必ず来ないといけないでしょうか

「訪問看護はすぐに入れてもいいでしょう。訪問診療は、基本的にもう通院できず治療もしない患者さんへの対応と考えるので、次回来院できるのかどうか確認してからにしましょう」

「特定部位の癌がそこだけにある、と言うわけではなく、多臓器転移してさらに脳転移があり、もう全身病となっているのが現状です。骨折部位だけ痛いというより癌による疼痛とも考えられます」

「ご本人が抗がん剤を休みたい、というのは副作用が強くでてしまったことや、骨折も重なり辛いことになってしまったと理解しています。今回だけ休んで次回から再開というのはわかりますが、次回もやりたくない、というのであれば、もう抗がん剤をやめたい、ということと判断します」

「そしてそれは、このまま放置しておけば余命がはっきり見えてくる、ということです。まだ若いし可能な限り治療を積極的に進めたいとやってきましたが、ここのところの状況から考えると、あとは痛みをコントロールしながらご自宅かホスピスということになります」

「咳と痰の薬は今飲んでいるものを続けながら、あまり強くないものをプラスして飲むようにしましょう」

「残念ながら、今から何かをしたからといって脚の筋肉が戻ることはありません」

「次回はご本人は無理してまで来なくても大丈夫です。ご家族だけ来てくれれば大丈夫です。様子を聞いて訪問診療に移行するか考えましょう」

「痛み止めは今のものより強い、ボルタレンをだします。それにプラスして、麻薬系の薬もだしておきます」

ボルタレン、葛根湯、オピオイドを新しく処方してもらう。

「何かあったらいつでもご連絡くださいね」看護師さんが言ってくださる。

薬局で薬を購入する。

スーパーマーケットに寄り、カゾクの希望するほうじ茶を買って帰る。

カゾクは起きて相撲中継を観ていた。尿瓶洗浄、ストーマ袋処理、部屋の空気入れ替えをする。

時間をかけて主治医の回答を伝え、新しい薬の飲み方を説明する。

オピオイドをどうしても自分の手元に置きたい、と言う。3包だけ渡す。

アネに電話する。年末からきょうのことまでを説明する。容体が落ち着いたらカゾクに会いに行く、とのこと。

1ヶ月前はよく食べ、少しは外出し、日常生活で困ることはほとんどなかったが、一気に動けなくなった。それが不可逆的であることが、癌の怖さ。

夕食は、カゾク→ドイツパン小さい一切れ、半分はスープにつけながら半分は蜂蜜をつける、鶏胸肉とにんじんと大根入りのチキンスープ、巣ごもり卵、ピーチゼリー。

私→スーパーで購入したお惣菜とナッツでエビスビール。

カゾクへの説明で、主治医からの回答を一部脚色した。「抗がん剤をこのままやめれば、余命がはっきり見えてくる」→「抗がん剤をしばらくやめて、現状の痛みや辛い症状が回復するのを待ちましょう (そうすればまた治療ができます) 」

きょうぜんぜん違う知らない道へ急に曲がったような気がするけれど、分かれ道はきっとまだある。

もしかしたら元の道に戻れるかもしれない、という希望はすてない。

きょうもいちにちおつかれさま。